MAO Academyへようこそ
MAO Academyは、アメリカ矯正歯科医会でアワード受賞したMOOテクニックをルーツに持つアライナーを使った総合的セミナーです。アライナー型矯正装置を先生のクリニックの選択肢として、自信を持ってどのような症例でもおすすめできるようになっていただくことが本アカデミーの狙いです。
MAO Study Spaceとは
MAO Study Spaceは、有本博英・賀久浩生の2人のドクターによるMAOセミナーのフォローアップ動画継続的学習サイトです。MAOセミナーで実際に講義された内容のアーカイブである「MAOセミナー本講座」と新しく追加される「MAOアカデミープレミアムコンテンツ」の2コースを受講することができます。様々なケーススタディ、臨床上のティップスなど、最新情報をアップデートしていきます。
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MAO(Molar-oriented Aligner Orthodontics)とは、MOO(Molar Oriented Orthodontics)をベースにしたマウスピース型矯正装置(インビザライン)を用いた治療のことです。
MOOはセトリン=グリーンフィールドの伝統的非抜歯矯正治療の考え方であり、MAOセミナー講師の賀久・有本は1996年よりこの方法で多くの症例を治療し、2011年には医歯薬出版より『非抜歯矯正治療 Molar Oriented Orthodontics の実際』を刊行しました。
一方、マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療は今まさに進化の真っ最中の治療法です。フルデジタルでデザインされるマウスピース型矯正装置(インビザライン)は2015年に口腔内スキャナーiTero Elementが日本発売開始されて以来急速に普及していますが、まだ確立した方法論はなく、それぞれのドクターが経験に基づいた方法で試行錯誤しつつ治療がなされています。
MAOはこのような時代背景の中で、賀久・有本がMOOに基づいてインビザラインで治療してきたなかで確立されてきました。インビザライン治療を学習する時に、なかなか理解しにくい理由の一つはそれぞれのドクターが異なる治療フィロソフィーで治療を行なっているということがあります。このMAOセミナーはMOOというフィロソフィーの元にアライナーを適応するもので、矯正治療法としてブレることのないものです。
ただし、先に述べたようにインビザライン治療自体は今も急速に変化しており、その情報のほとんどは海外から入ってくるのが現状です。そこで、このMAO Study SapceではMAOセミナーでの復習と、最新情報を継続的にアップデートして受講生の先生方にお伝えすることを目的に開設されました。
セミナーはいつでも細切れで復習できるように短時間に分割されています。それぞれのセミナーについてディスカッションすることも可能です。
講師プロフィール

有本博英
1991年 大阪歯科大学 日本非抜歯矯正研究会マスター会員・インストラクター |
賀久浩生
1989年 東京歯科大学卒業 日本非抜歯矯正研究会マスター会員・インストラクター |